
先日、シャンプーのあとにお使いになるトリートメントについて、お客様からこんなご質問をいただきました。「これって、頭皮までしっかりマッサージするように揉み込んだほうがいいんですか?」って。
お風呂のなかで髪を労わる時間、なんだかすべてをたっぷり浸透させたくなりますよね。そのお気持ち、とってもよく分かります。でも実は、一般的なトリートメントは「髪の表面や内部を補修するもの」として作られていることが多いんです。
だから、頭皮にベッタリとつけてしまうと、毛穴のまわりに油分が残りやすくなってしまうことがあります。これが、夕方になるとなんだか地肌がベタついたり、ふんわりさせたい根元がペタンとしてしまう原因になったりするんですよね。お顔のスキンケアにたとえるなら、美容液をたっぷり塗るときに、うっかりまぶたや生え際にまで油分を塗り込んでしまうような感覚でしょうか。
もちろん、最近は「頭皮用のスキャルプケアトリートメント」のように、地肌をもみほぐす前提で作られている優しいアイテムもあります。ただ、普段お使いのトリートメントの多くは、中間から毛先にかけての「傷みやすいところ」を中心に馴染ませてあげるのが、一番髪がよろこぶ使い方なんですよ。
お風呂上がりのドライヤー前でも、毛先を労わってあげるだけで、指通りはフワッと変わってきます。今日のご自宅でのバスタイム、少しだけ「つける場所」を意識して、ご自分の髪と地肌に優しい時間を過ごしてみてくださいね。