
上天草の海風が心地よい季節になりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先日、お店にいらしたお客様から「美容室でカラーをしても、時間が経つとすぐに赤っぽくなってしまうんです」というお悩みを伺いました。鏡を覗き込みながら少し困ったような表情をされていて、お気持ちがとてもよく分かります。
日本人の髪は、もともとメラニン色素の中に「赤味やオレンジ味」を強く持っていることが多いんです。特にヘアカラーの色落ちが早い方や、元々の髪がしっかりしている方は、カラーの染料が抜けてきたときに、この赤みがどうしても顔を出しやすくなります。例えるなら、白い画用紙ではなく、少し色のついた画用紙の上に絵の具を重ねるようなもの。ベースの色味が影響してしまうんですね。
でも、だからといって無理に強い薬剤で赤みを消そうとすると、髪や頭皮に負担がかかってしまうこともあります。流行りのアッシュ系を無理に重ね続けるよりも、まずはご自身の髪が本来持っているベースの美しさを大切にしながら、少しずつ色味を整えていく方が、結果的に髪も健やかでいられます。スキップでは、その方の髪質に合わせた穏やかな色味の調合を大切にしています。
お家でのケアとしては、毎日のシャンプーを見直してみるだけでも違いが出てきますよ。洗浄力が優しめのものを選んだり、お風呂上がりにドライヤーの熱から髪を守るアウトバストリートメントを丁寧につけたり。そんな小さな積み重ねが、色持ちを良くし、赤みの出にくいやわらかな質感を育ててくれます。
毎日の髪との付き合い方が、少しでも心地よいものになりますように。上天草の小さな美容室で、いつでも髪のご相談にいらしてくださいね。