
朝、鏡の前に立って髪をセットしたとき、「なんだか今日はしっくりこないな…」と感じること、ありませんか?
お出かけ前の忙しい時間帯にそんな風になってしまうと、それだけで少し気分がどんよりしてしまいますよね。
昨日と同じように乾かしたはずなのに、なぜかまとまらなかったり、ペタッとしたり、逆にボワッと広がってしまったり。
そんな時、私たちはついつい「カットのモチが悪いのかしら」「髪が傷んでいるのかな」と、髪そのものの状態のせいにしがちです。
でも実は、髪型がうまく決まらない大きな原因の一つは、髪のダメージでも技術でもなく、意外にも「スタイリング剤をつける量」にあることが多いんです。
ヘアオイルやバーム、ワックスなどを手に取ったとき、「これくらいで足りるかな?」と不安になって、ついつい多めに馴染ませてしまっていませんか?
逆に、ベタつくのが嫌だからと、ほんの少ししか使わずに物足りなさを感じてしまったり。
スタイリング剤というものは、例えるならお料理の「お塩」のようなものかもしれません。
ほんのひと摘みで素材の味がぐっと引き立つこともあれば、入れすぎてしまうとしょっぱくて台無しになってしまう、あの絶妙なバランス感覚とよく似ています。
特にオイルなどをたっぷり髪につけすぎてしまうと、時間が経つにつれて空気に触れた油分が重たくなり、夕方にはすっかりペチャンコに。逆に少なすぎると、空気中の湿気を吸い込んでアホ毛や広がりが抑えられなくなってしまいます。
上天草の心地よい潮風を感じるこの季節は、特に空気中の湿度や乾燥が日によってコロコロと変わるので、髪のコンディションも揺らぎやすいもの。
だからこそ、スタイリング剤は「手のひらで透明になるまでしっかり薄く伸ばすこと」をまずは意識してみてください。
指の間にまでスーッと馴染ませてから、髪の内側から優しく手ぐしを通すようにつけると、それだけでムラなく均一に広がってくれます。
もし「今日のスタイリング、なんだかうまくいかないな」と感じたら、いつもよりほんの少し量を控えめにしてみるか、つける場所を変えてみるだけでも、驚くほどスルッとまとまってくれたりします。
髪が思い通りに動いてくれると、それだけでその日一日がちょっと軽やかで、楽しいものになりますよね。
気負わず、ご自身の髪の機嫌を伺うような感覚で、毎日のセットを少しだけ肩の力を抜いて楽しんでみてくださいね。