
最近、
上天草も日が落ちると少しホッとするような、少しだけ涼しい夜の時間が心地よくなってきましたね。
鏡越しにお客様とこんなお話をしました。「毎日ヘトヘトで、お風呂上がりは髪が少し湿ったままベッドにダイブしちゃうんです…」と、はにかみながら教えてくださったんです。そのお気持ち、すごくよく分かります。一日頑張って家事やお仕事を終えた後は、もうドライヤーを持つ手すら重たく感じる夜もありますよね。
でも、髪が濡れたまま眠りについてしまうのは、少しもったいない状態なんです。お顔に例えると、お風呂上がりでふやけた無防備なお肌を、シーツや枕で一晩中こすり続けているようなもの。髪の表面を守ってくれているキューティクルは、水分を含むと開いてデリケートになる性質があります。その状態で寝返りを打つと、摩擦によって髪の表面が少しずつ傷つき、翌朝のパサつきや広がりの原因になってしまうんです。
最近は「お風呂で高級なシャンプートリートメントを使わなければならない」「乾かすのは目が飛び出るほど高価なドライヤー」「寝る前にはシルクのナイトキャップをかぶるといい」「オイルの前にヘアミルクをつけるとサラサラになる」「高級な夜用ヘアオイルが必須」といった情報もたくさん溢れていますよね。もちろんそういったアイテムも素敵ですが、スキップではもっと「等身大のケア」を大切にしたいなと思っています。あれこれと特別なものを買い足す前に、まずは髪がデリケートになっている時間を少しだけ短くしてあげる。特別なトリートメントをしなくても、それだけで髪は驚くほど素直に応えてくれます。
とはいえ、毎晩完璧に乾かすのは大変です。そんな時は、せめて「地肌(根元)だけはしっかり風を当てて乾かす」ことだけ意識してみてください。根元がふんわり乾いていれば、翌朝の寝癖もグッと落ち着きます。そして、余裕がある夜はドライヤーの最後に「冷風」をサッと髪全体に当ててみてください。開いていたキューティクルがキュッと引き締まり、寝ている間の摩擦から髪を守るベールになってくれますよ。毎日完璧じゃなくても大丈夫です。
「今日は半分だけ乾かしたからハナマル!」くらいの気持ちで。
ほんの少しだけ、今日一日頑張ったご自身と髪を労ってから、ゆっくりお休みになってくださいね。







